つくば店の松木です。
外壁の部分貼替工事を実施しました。
お客様よりご相談を頂いた外壁面になります。
写真のとおり外壁材が変色してしまい、所々で表面の塗膜も剥離してしまっている状況でした。
変色している外壁材は、室内側からみると浴室が面している箇所のため、浴室内からの水漏れや雨漏りなど様々な原因の可能性を探りました。
大工さんに、変色した外壁材を剥がしてもらいました。
見たところ水漏れや雨漏りの痕跡はありません(下地の木材も傷んでいませんでした)。
詳しく確認すると、浴室窓サッシの補強材として金属板が使われていました(赤線箇所)。
この金属板が浴室窓サッシを通じて結露し、外壁材の中に浸透していった可能性が高いことが分かりました。
変色した外壁材の裏側です。
写真右側の矢印を付けたところが浴室窓サッシ直下の箇所です。
結露が外壁材内側から浸透したため、カビがかなり繁殖してしまっていました(外壁材本体の劣化も進んでいました)。
外壁材の貼替完了しました。
写真が無いのですが、結露の原因となった金属板は防水紙でくるんでもらい、結露が発生しても外壁材に直接浸透しないようにしてもらいました。
現在使われている外壁材と全く同じ色・模様のものが現行品で取り扱いが無かったため、なるべく雰囲気が近いものを選定しました。
外壁材メーカーはケイミュー。シリーズはエクセレージ・親水14です。
お客様も変色の原因が判明し、ご自宅の劣化箇所が改善されたことで安心された様子でした。
どうもありがとうございました。